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N O M T A K

山カラ ドイツ  2007.8.11~19



At first
"Thank you very much to Dr.Franz Waldenberger"

山カラ ドイツ遠征隊

ホテル"Rehlegg"に着きました

今回お世話頂いたDrフランツ夫妻です

パノラマ ホテルからの景色

第1日目 行動開始です

最初の訪問地はBERCHTESGADEN国立公園展示館です

国立公園の管理活動報告を聞きました

国立公園展示館館長のDrフォーゲルさんです

Berchtesgadenを散策しました

最初のランチはセピさんがオーナーのレストランです

セピさんはここBaumgartenでアウトドアセンターを経営しています

最初のランチはババーリアン郷土料理でした

最初はアーチェリー訓練です

そして本番でのハンティング

セグウェイも体験しました

そして空中滑走準備です

70m空中滑走しました

全員滑空成功!

パノラマ ホッホカルテルとワッツマン

フランツさんと堀口さん

2次会で皆さんご機嫌

2日目はインスブルックへのバスツアーです

ロープウェイでPatscher Kofelへ

パノラマ インスブック

Zirbenwegコーストレッキングの始まりです

オーストリア側の山々を背景に記念撮影

パノラマ インスブック

パノラマ インスブック

結構長距離トレッキングでした

サウンドオブミュージックのラストシーンそのものです



下りは標高差1500mほどリフトで

2段目のリフトです (藤澤さん撮影)

ディナーはChemsee湖畔のカントリーレストランで乾杯

3日目 縦走への出発です

縦走コースの衛星写真です

救助犬のアルコ君も一緒です

まずはKoenigssee湖の電動観光船に乗りました

湖畔の緑は綺麗でした

Koenigssee湖とはここでお別れ

アルコ君はお利巧な犬でした

雷が鳴りましたが宿泊地Karinger Hausはもうすぐです

今夜の宿泊地です (ピーターさん撮影)

早速乾杯です

早速乾杯です

パノラマ Funtensee湖とLedererkopf山

パノラマ Funtensee湖とLedererkopf山

乾杯!

パノラマ Karinger Haus からの眺め

パノラマ Funtensee湖とLedererkopf山

パノラマ Funtensee湖とLedererkopf山

パノラマ 朝もやのFuntensee湖とLedererkopf山

いつものストレッチです (ピーターさん撮影)

縦走2日目のスタートです

日の丸マークコースです

Steinernes Meer (石の海)にさしかかりました

パノラマ 遥かワッツマンを望む

Viehkogel山に向けて

パノラマ バックアップ組は待ちます

パノラマ Steinernes Meer (石の海)

登頂隊は上ります

登頂しました (ピーターさん撮影)

登頂しました

さあ再出発です (ピーターさん撮影)

標高差を稼ぐショートカットです

パノラマ Steinernes Meer (石の海)

また登りです (ピーターさん撮影)

パノラマ Steinernes Meer (石の海)

Ingolstadter Haus を目指してひたすら歩きます

子供を守るマーモット

敵を知らせるマーモット

山の上のヤギ

パノラマ Steinernes Meer (石の海)

どんどん登ります (ピーターさん撮影)

パノラマ Steinernes Meer (石の海)

とりかぶとも一杯でした (ピーターさん撮影)

パノラマ 噴煙ではありません ジェット雲です

センブリみたいですね (ピーターさん撮影)

エーデルワイス発見! (ピーターさん撮影)

パノラマ Steinernes Meer (石の海)

今日の宿泊地です (ピーターさん撮影)

もっと詳しくはこちらをクリック


パノラマ Ingolstadter Haus からの眺め

パノラマ Ingolstadter Haus からの眺め

ガイドのピーターさんと乾杯

山小屋2段ベッドで休息

Steinernes Meer 踏破 乾杯!

Steinernes Meer 踏破 乾杯!

ハンブルグから来た子供たち

自然談義で意気投合

自然談義で意気投合

縦走最後の日 スタート

オーストリア国旗の崖っぷちを行く

何を見ているでしょうか? (ピーターさん撮影)

崖っぷちの鹿です

崖っぷちを行く山カラ隊 (藤澤さん撮影)

パノラマ Diessbach-Stausee湖を望む

パノラマ 壮大な岩山

パノラマ 壮大な岩山

我らが携わったハイラックスに感激

コルトさんがアルコを訓練

パノラマ Kallbrunnalm 牧場

牛ちゃんも仲間です (ピーターさん撮影)

何を見てるんでしょう?

コルトさん泣かないで! (ピーターさん撮影)

レストランでコルトさんの生演奏

このファミリーの歌も素敵でした

ドイツアルプス踏破の感激を

縦走コース (紫色の線)

Ramsau Rehlegg ホテルに戻ってきました

民族衣装のコルトさんとフランツさん

縦走達成乾杯!

コルトさんのアコーディオンにうっとり

コルトさんの手造り"edelweiss"に感激

ババーリアン装束での記念撮影

最後の日 ザルツブルグ観光へ

Bad Reichenhall の製塩所

直径10m以上の水車

地下奥深くにある塩汲所

ランチは再度セピさんのところへ

メニューは大マスの燻製

デザートも素敵

地下道をくぐりザルツブルグ旧市街地ヘ

モーツアルト音楽祭会場

大聖堂

大聖堂の内部

ザルツブルグ音楽祭会場

サウンドオブミュージックのメロディーが聞こえそうです



パノラマ モーツアルト橋を望む

森の中のレストラン

森のレストランでのフェアウェルディナー

ピーターさんのサプライズプレゼント

Dr.ヨーさんとの交流会

スタッフの皆さんありがとう

ピーターさんの奥様です

帰国の朝  ホテルの前にて

帰国の朝  ホテルの前にて

皆さん ありがとうございました (堀口さん撮影)

アウトバーンも夏休み渋滞でした

運転手のパウロさんありがとうございました

バイエルンよ またいつの日か






以下 今回参加された 山カラ ヨーロッパの大谷さん旅行記を掲載します。




 







日本のお盆休みに合わせて、今日から1週間の夏休みを取得。 



今年の夏休みは日本から遠征してくる「山カラ隊」のメンバーに合流して、

ドイツ南部とオーストリアの山歩き。 



「山カラ隊」は、山とカラオケ、温泉、酒の好きな仲間が集まって、

毎月どこかの山に遠征している集まり。

会社関係の人たちの集まりであり、自分にとっては大先輩の方々が多い。

ただし、最近日本での活動には若い人たちが多く参加するようになっている。 



先週、活動10周年の大パーティが開催されたが、自分は海外にいたため、

残念ながら参加できなかった。 



今回の海外遠征は、過去10年の中では4回目。カナディアンロッキー、

キリマンジェロ、イタリアに次ぐもの。自分としては初めての海外遠征参加。 

実は、数年前に2回目のキリマンジェロが計画され、それに参加の予定だったが、

ケニアでのテロのため、直前キャンセルとなった。 



今回のスケジュールは以下: 



8月11日(土)ミュンヘン経由で南ドイツのラムソー着(ここが今回遠征の拠点)

8月12日(日)ベルヒデスガーデン国立公園にてアウトドアアクティビティ

8月13日(月)インスブルグに足を伸ばし、バッチャーコーフェルツアー

8月14日(火)〜16日(木)ベルヒデスガーデンの縦走

8月17日(金)ザルツブルグ観光8月18日(土)帰国

       (自分は、ザルツカンマーグトを日曜まで散策) 



今回のメンバーは山カラ会長ご夫妻を含む5夫婦と自分を含めた2単身の計12名。

自分が一番若い。それに今回の旅のアレンジをしていただいたミュンヘン大学の

ヴァルデンベルガー教授(フランツさん)ご夫妻と助手の堀口さんがアテンド。 



今回の旅は、フランツさんが地元の観光協会の友人に相談して、独自に計画して

いただいたもので、日本にはなじみの少ない地域を訪れる。 



自分は3時頃にフランクルフト・ザルツブルグ経由で早々と拠点となる南ドイツ 

ラムソーにあるベルグホテル・レフレグに到着。昨夜は深夜にモスクワ出張から

帰宅してそれから旅の準備を始めたため、睡眠時間は3時間を切っていてかなり

よれよれの状態。 



天候はくもり時々雨。少し時間があったので、近辺を散策。ラムソーにある教会は、

山を背景に美しいたたずまい。 



日本メンバーは、名古屋→パリ→ミュンヘンへ飛び、ミュンヘンからバスで3時間

かけて到着。日本からの一行が到着したのは夜の11時。その頃にはかなり強い雨に

変わっていた。 



そこから、わいわいとお酒とチーズで最初の宴会となった。久々にお会いした

メンバーが懐かしい。たいへんな時間をかけて到着した割には皆元気。 





<8月12日>



今日は、ベルヒテスガーデン国立公園の公園事務所を訪れ、事務所長の

ヴォーゲル博士から国立公園の管理システム、自然保護のあり方、各種研究等の

講義を頂いた。日本の国立公園よりもはるかに洗練された管理システムが導入されて

おり、今後日本も見習うべきかと思う。 



その後、ベルヒテスガーデンの歴史的町並みを訪れる。ここにはロココ調の

ホテルやレジデンス、教会等美しい建造物がみられる。 



この町の八百屋さんで、グループの旦那方はワインをしこたま試飲した上で、

半ダースを買い込んだ。また、奥様方は珍しいフルーツを購入。今夜の宴会用。 



次に向ったのは、キルシュベルグにあるスポーツキャンプ。まずはババリア料理で

昼食。ドイツ料理はおいしくないことで定評があるが、ここの料理はとても

おいしかった。特に芋で作った団子が大好評。ババリアの料理が好きになってきた。 



食事の後は、アウトドア活動。まずはアーチェリー。なかなか的に当てるのは難しい。

少し練習した後、森の中に分け入り、作り物の動物達に矢を射る。 



次に、ハーネスをつけ、ロープをもって空中を70メートル滑走。年配の方々が

多いのだが、皆子供にもどっておおはしゃぎ。セグウェイにも初めて乗った。 



他にも、地上10メートルぐらいの高さでのロープ遊びや、ロッククライミング、

ラフティング等いろいろなアクティビティが用意されている。 



午前中は雨模様だったが、午後からは徐々に天気が回復し、ホテルに帰るころには

快晴となっていた。帰路では、ベルヒテスガーデンの象徴であるホッカルターと

ワッツマンの両山がそびえたっているのがくっきりと見えた。 



夜は、昼食が重かったため、ホテルのレストランで軽くスープとサラダで済ます。

その後、部屋に集まり、朝購入したワインとフルーツで小宴会。隣の部屋で

赤ん坊が寝ているとのことで、ひそひそ声での会話が続いた。 







<8月13日>



今日は、バスでオーストリア・インスブルック近郊のバーチャーコッフェル山に上り、

高山植物を眺めながらのチロルのハイキング。 



バスで2時間ほどかけてインスブルックへ。途中の山々も美しい。

アルプスの少女ハイジが飛び出してきそう。

インスブルックは冬季オリンピックも開催されたところで、

立派なスキー場が道路沿いにみられる。 



バスは、バッチャーコーフェル山の中腹イグルスという町で停車。ここからは

ロープウェイで山頂近くまで登る。バッチャーコーフェル山は2247m。

我々が降り立った山頂駅は2000m付近。 



ここから、ほぼ同じ高度でツィルベンヴェークというハイキングコースをとる。

ツィルベというのは、このコース中に生えている松の一種。

この松の間をぬってハイキングコースが設置されている。 



ロープウェイを降りると、そこからはインスブルック市街とその背景にある

ノルトケッテ連峰が望める。この絶景を横目に14キロ程度のハイキングを行なう。

日本のコースとは異なり、ほぼ水平に整備されたハイキングコースを通るので、

それほど疲れはない。とても2000mの高度を歩いているようには思えない。 



このハイキングコースは高山植物が沢山みられることでも有名。高山植物に造詣の

深い会長夫人のガイドで、いろいろな植物の写真を撮影。 



山頂駅から45分程度で、ボシェーベンの小屋に到着。ここで皆はビールにありつく。

料理もおいしいとのこと。 



天気に恵まれ、すばらしい景色を眺めながら、途中休憩をいれて約3時間半歩いた。

いかにもヨーロッパのハイキングをしたという感じ。 



山カラ隊のモットーである「ポレポレ」の速度(ゆっくり)で歩いた上に、

あまりに景色が美しく、何度も立ち止まって写真をとっていたので標準時間よりも

相当時間がかかった。ガイドさんはリフトの最終時間である4時半に遅れるのではと

はらはらしていた。 



ハイキングを終えて、リフトで麓に降りたのは4時半。

残念ながらインスブルックの町に立ち寄ることはできずじまい。 



夕食は、ドイツ国境にはいったところにあるキーム湖畔のレストランで夕日を

眺めながらの食事。キーム湖でとれた魚などの料理をオーダー。 



宿に戻ったのは10時。それから明日からの3日間の縦走の準備を行なった。 







<8月14日>



山カラ隊 欧州遠征 4日目:独ベルヒテスガーデン国立公園縦走 

― 2007年08月14日 23時07分28秒

今日は今回の山カラのハイライト、ベルヒテスガーデン国立公園の縦走3日間の初日。 



朝8時にホテルを出て、国立公園内のコーニング湖へ。ここからボートで湖を縦断。

ボートは電気駆動で、音もなく静かな湖面をすべるように進む。 



途中、山あいでエコーがよく効くところで、ボートの船長がトランペットを取り出し

1曲披露。見事なエコーとのハーモニーで、満員の乗客の喝采とチップを得た。 



ボートが着く先には、この国立公園のランドマークであるThe Pilgrimage Church of 

St. Bartholomewが静かにたたずむ。

この教会は1134年に建てられ、現在のバロック式のものは1688/1710年

のもの。 



今日のハイキングは、この教会から始まる。旅のガイドはローカルのピーターさんと

コルトさんとシェパード犬のアルコー君。この二人のプロガイドはこの地方での

著名人らしい。アルコー君はとても賢く、遭難者の救助も行なうという頼もしい存在。

今回の山カラ企画のためにフランツさんがババリア州観光局に頼んで特別に

アレンジしてくれたもの。 



ハイキングは標高600メートルこの地点からスタート。草花の小道はまるで、

日本の国立公園のよう。 



2キロを過ぎたところで、道の勾配が急になった。300メートルぐらいを一気に

登る。登りきると急に視界が開け、コーニング湖がとても美しく見えるポイントに

立つ。ここからのアングルが絵葉書の撮影ポイントになっている。 



そこからしばらくは、楽な道が続く。途中、小川のほとりで小休止。

水はアルプスの雪解け水で、氷のように冷たい。昨年の暖冬で

今年は雪解け水が少ないという。 



さらにしばらく平坦な道が続く。出発から3時間ぐらい歩いたところで昼食。

朝ホテルで受け取ったサンドイッチと桃とリンゴを食べる。 



昼食後、ここからが一番苦しい場所。「ピッグウォーク」と言われ、皆ブタがあえぐ

ようにヒーヒーと息をきらす程の急勾配。はるか上方を登っていく人たちをみて、

ため息をつく。 



ただし、周りの景色はとてもすばらしい。ワッツマン山の断崖絶壁や、

ある場所からはそれがマッターホルンのようにも見える。

また、動物にもところどころで出会う。

山羊、マーモットが今日の来客。 



やっとのことでピッグウォークを登りきる。皆声に出して言わないが、

相当にバテている。ここらから残りは後2キロ。もう少しというところで、

今度は雨がポツリ、ポツリと落ちてきた。

今日は朝から快晴でとてもすばらしいコンディションでの山歩きであったが、

さすがに最後までは続かなかった。 



皆雨具をつけて黙々と歩き出す。歩くペースが速まったようだ。

とうとう雷鳴までとどろき出した。

山での雷は怖い。休憩もすっ飛ばして、一目散に宿に向う。

宿に着く直前に雨は本降りとなり、相当にぬれてしまった。 



カーリンガンハウスが今日の宿。標高1620メートル。

日本の山小屋とは比較にならない程豪華。

カーリガンハウスの部屋は2段ベッドが2台入っている4人部屋。

ご夫婦は一組でその部屋を利用。我々は単身者3名で相部屋。 



5時には宿についたが、皆早速ビールでの宴会の開始。ダイニングルームの半分を

占拠して大いに盛り上がる。 



1時間後にやっと食事の用意ができ、さらに宴がたけなわとなる。

全く日本にいるような気分で大声でおおはしゃぎ。挙句のはてには、

雨でできなかったストレッチ体操をテーブルに着きながらやり始めるにいたっては、

周りのドイツ人から白い目で見られていた。これで日本人の評判が落ちたのでは。。。 



宴はさらに続く。食事の後、雨の上がったテラスにワインを持って出て、

夕日に映えるグリーン湖とワッコゲ山をさかなにさらなる酒盛り。

ほとんど花見のような盛り上がりに、周囲のドイツ人たちはあっけにとられていた。

山カラの本領発揮か? 



今日の行程は8キロ、標高差1200メートル、約6時間の歩きであった。 





<8月15日>



山カラ隊 欧州遠征5日目:独ベルヒテスガーデン国立公園縦走 

    ― 2007年08月15日 23時10分45秒

今日は6時半に起床。

カーリンガーハウスのある場所は独で一番寒いところとのこと。

冬は−40度になるとのこと。

幸い、夏の山小屋はそれほど寒くはなく、毛布2枚で十分だった。 



7時にパンとチーズの簡単な朝食をとり、8時に出発。 



朝、まだ元気なうちにビーコーゲル山を登頂。標高2150m。

登頂組と待機組に分かれる。自分は登頂組に入り、頂上を目指す。

勾配がきつく、結構大変。きつい中にも、可憐な高山植物が励ましてくれる。 



頂上には独とオーストリアの国境線が横切る。

生憎、頂上で雨が降り始めた。

登頂の記帳を済ませ、さっさと下山。 



今日のコースは平坦だが長い。

ここは、「岩の海」と呼ばれ、2億年前には海の底にあった岩盤が隆起したところで、

数千年に渡って、岩が風雪にさらされ、現在のような荒涼とした風景を創り出している。 



道は石灰岩の瓦礫ばかりで、かなり歩きづらい。特に今回、比較的ライトな登山靴で

来ているため、かなりきつい。また、ストックを1本しかもってこなかったことも後悔。 



天気は、ビーゴーゲルを下山するやいなや回復。絶好のトレッキング日和となった。 



コースの途中にはエーデルワイズやトリカブトなど高山植物が豊富。

また、ときどきマーモットが現れ、警戒の奇声を上げる。 



今日の宿泊地のイングルスタッドの山小屋が見えるのだが、なかなかたどりつけない。

皆、山小屋にたどり着いたらビールが飲めると思い、最後の力を振り絞る。

結局、宿が見えてから、休憩2回を入れて、1時間半かけて宿にたどり着いた。

標高は2119m。この山小屋はオーストリア側にある。本日の行程は約10キロ。 



宿についたら、すぐにビールとワインで宴会。

自分のように飲めない人は、リンゴジュースの炭酸割(アップルシャフレ)で乾杯。 



夕食は、増築途上の大部屋で。いつものように大騒ぎ。

隣にはハンブルグから着ていた15歳前後のサマースクール参加の子供達が座っていた。

彼らは、何日間もこの山にはいって、色々な場所をハイキングしているという。

こうゆうプログラムを持つ、ドイツがうらやましい。 



いつの間には、年配のメンバーと子供達との真剣なコミュニケーションが始まる。

3つぐらいの組みにそれぞれ経験抱負なメンバーと子供達が日本のことやドイツのこと

について色々な質問をしている。

子供達のあまりに真剣なまなざしに、常は酔っ払いのメンバーも酔いを忘れて、

何時間も子供達の質問に答えていた。

一方で、引率の先生達は、予定のプログラムをキャンセルして、

メンバー達に子供を任せて、我々のガイドのコルトさんとビールの杯を重ねていた。 



今日の部屋はいかにも山小屋といったバンクベッドが並ぶ大部屋。全員同じ部屋で、

誰かのいびきで眠れなくなるのが心配。(自分もその加害者なのだが・・・) 







<8月16日>



山カラ隊 欧州遠征6日目:独ベルヒテスガーデン国立公園縦走 

   ― 2007年08月16日 23時12分30秒

昨夜は心配したとおり、いびきのニ重奏・三重奏で何回も目がさめてしまった。

50センチ隣からの猛烈ないびきに悩まされる。

日本で自分の隣に寝ている妻の気持ちが良くわかった。ただし、

彼女は時々私の鼻をつまんだり、突っついたりしているようだが・・・。 



最初に目がさめたのは1時半。それからなかなか寝付くことができない。

いびきが止んだ間髪をいれずに短い眠りにつく。さらには、悪夢にもうなされる始末。

結局、5時にはベッドを抜け出し、外に出た。幸い、外気温はそれほど低くなく、

気持ちのよい朝。こんなことなら、寝袋をもって外で寝ればよかったかも・・・。

朝焼けの写真を撮影。 



朝食は、昨日と同じシンプルなハムとチーズのサンドイッチ。パンはあまりおいしくない。 



入念なストレッチを済ませて、8時に宿をでた。今日は雨が予想されたため、

比較的楽なコースどりをガイドのピーターさんがしてくれた。 



眼前にそびえる標高2593mのハンズスタッド山を横目に、

昨日とは裏側のルートをとり、ディーシュバック湖というダム湖にそって、

最後はカールブランというのどかな山岳の村に向かう。ずっとオーストリア側をすすむ。 



最初のうちは、瓦礫のきついコースを通る。途中、山羊が岩場にたって我々を

見下ろしている姿に出会う。ピョンピョンと岩を跳ねて山を登る姿に関心。 



ディーシュバック湖を目前に見ながら、絵になる風景が続く。

側面は岩が切り立っている。朝の一部を除くと後は比較的整備された道。

湖にいたってからは、車も通れる道となった。 



到着地のカールブラン村は、まるでアルプスの少女ハイジの故郷。

牛達が悠然と草を食んでいる。さすがにオーストリア。 



この村のレストランで昼食。スープとシュニッチェル(トンカツ)を頼んだが、

とてもおいしかった。ここで、ガイドのクルトさんが、アコーディオンに似た

現地固有の楽器をお店で借りて、音楽を披露してくれた。

たまたま、そこに居合わせた地元の歌手も加わって、にわか音楽会。

これも音楽の国オーストリアのなせる業か。 



雨がきそうということで、ここからはタクシーとバスでホテルに戻った。 



ホテルには、結構早く戻ることができたため、プールとサウナを利用。

プールは15メートルぐらいの長さでもの足りなかったが、サウナの施設はとても立派。

自分の通っているスポーツクラブよりも充実している。

ただし、ここでのサウナの入り方はドイツ的。男女混浴で、水着もつけない。

男性だけで入っていたサウナルームに、女性が何もつけずに入ってきたのには、

こちらがどぎまぎ。メガネをかけていないので、ぼんやりとしか見えないが、

皆あっけらかんとしたもの。 



夕食は、再びホテルの食堂で。ここには、地元の服装に着替えたクルトさんが

再び参加し、今度は自分の楽器で音楽を披露。

また、フランツさんもドイツ民謡の歌詞のコピーを持参して歌で参加。

日本側も覚えているだけの古い民謡やら山の歌などを披露して、

さながら日米対抗紅白歌合戦。まさしく山カラの本領発揮。

酒盛りと大声での歌合戦が深夜まで続いた。どこでも、いつでも山カラの最後はこれ。 







<8月17日>



今日が山カラ欧州遠征の実質最終日。朝はゆっくりと起き出し、

11時にホテルを出発して、近くにあるバッドライシェンホールという

町の製塩所を見学。 



ここは、160年前から地下水に含まれる塩を製塩してきた場所。

ここで見学ツアーに参加。

フランツさんの奥さんでプロの通訳であるひろみさんが特別に通訳してくれた。

説明によると、この地域は昔は海であったのだが、地層の隆起変動で塩水とともに

地層に残されていて、その塩水を水力でくみ出し、製塩しているとのこと。

日本の江戸時代にこれほど高度な設備が作られていたことと、それが今でも

稼動していることに驚いた。また、ここがザルツブルグではなく、

ドイツ側ということもおもしろい。製塩所では、おみやげに小さな塩をくれた。 



お昼は、2日目にいったスポーツキャンプのレストランを再び訪問。

今回の旅のオーガナイザーであり、この店のオーナーのセピさんが選りすぐったマスの

燻製を食べさせてくれた。欧州で食べた魚の中で、一番おいしいと感じた。

セピさんのお母さんがつくってくれたデザートもまた絶品。 



ゆっくりと昼食を済ませた後、ザルツブルグへの観光に出かける。

ザルツブルグは有名な音楽祭の真っ最中。今回は、山岳ガイドをしてくれた

ピーターさんが町の観光ガイドをしてくれた。ピーターさんは、

山岳警察の一員でありながら、山岳ガイドやスキーのインストラクター、

旅のオーガナイザー等幅広い活動をしている。

もう一人のガイドのクルトさんも山岳ガイドのほか、

ドイツのスキーナショナルチームのインストラクター、スポーツ用品のアドバイザー、

演劇俳優等多彩。

こちらの人たちは、地元でできること全てに参加しているとのこと。 



ザルツブルグでは、ザルツブルグ音楽祭の行なわれている祝祭劇場の横をすり抜け、

大聖堂を見学。次に、大司教の宮殿レジデンツのあるレジデンツ広場を通って、

モーツァルトの生家を外から見学。 



そこから45分の自由時間となり、自分はザルツァッハ川にかかるマカルト橋を

渡って、ミラベル宮殿を訪れた。 



ザルツブルグは小さな町なので、わずか2時間程度の駆け足の見学で主な写真の

ポイントを押さえることができた。 



帰り際には、ザルツブルグ音楽祭を鑑賞に来た正装した人々が祝祭劇場に

吸い込まれていくのにすれ違った。 



欧州山カラ最後の夕食は、オーストリア側の「ラッツシェンビルト」

というレストランで取ることになった。

ここのオーナーは松脂をとるための山林を保有していて、

その家庭料理をレストランで出すようになったとのこと。 



今日の特別メニューの鹿肉を食べたが、とてもおいしかった。

今回の山カラでは、食事が本当においしく、

特にまずいことで定評のあったドイツの食事に対する意識が随分変わった。 



ここでも、酒盛りが進むにつれ、歌が始まり、最後はいつもの大はしゃぎの

大宴会となった。

その頃には他のお客はおらず、迷惑をかけることがなかったのは幸い。

毎晩毎晩、大宴会の一週間であった。

折角、山に登って体重を減らしたのに、毎晩の宴会で結局体重が増えてしまったようだ。 









<8月18日>



今日は、8時に朝食を済ませて、8時45分までにチェックアウト。

山カラメンバーは、バスでミュンヘンに向かい、そこからパリ経由で日本に帰国する。

楽しい一週間はあっとゆう間に過ぎてしまった。 



今回の欧州山カラは内容が本当に充実しており、夏休みのすべての日程をこれに

充てたことは大正解だった。

今回の旅の間、一人で参加している自分を気をつかって、

いろいろと声をかけていただいた山カラ会長ご夫妻をふくめ、

参加者全員に感謝したい。

昨年の夏は一人で北欧を旅してたが、正直寂しかったのとは大違いだった。 



今回は参加できなかったが、日本でこの企画を準備してくれた斎藤君に大感謝。

また、現地のアレンジをしてくれたフランツさん、セピさん、ガイドのピーターさん、

クルトさん等沢山の人たちに支えられて、この企画は大成功に終わったと思う。

08年末のキリマンジェロ登山企画が今から楽しみ。 



自分は、ホテルで皆を見送った後、ザルツブルグ南東郊外の湖と山々に囲まれた

ザルツカンマーグートにあるザンクト・ヴォルフガングに向う。

ガイドのピーターさんの好意で彼の車で送ってもらった。

途中、彼の家にも立ち寄り、奥様からコーヒーまでご馳走になった。

彼とは今回の山カラですっかり友達になり、冬にはスキーに誘われている。 



・・・・・・以下 省略





by hirootani [旅行] [山歩き] [コメント(0)|トラックバック(0)]