山カラの皆様、
山カラ幹事・島崎です。
週末は奈良カラにご参加頂きありがとうございました。
奈良の秋、ふわりとした日差しや空気の冷たさといった自然の良さが身に染み
格別の山カラとなりました。
石仏散策を中心にメインの活動もとても充実しました。
まとめと報告をします。
写真など奈良カラの様子はNOMTAKまたは
参加メンバーからのメールにてお楽しみ下さい。
【はじめに】
今回の奈良カラ会の開催と進行に当たり
菊池会長様、岡田様、尾川社長様に改めて御礼申し上げます。
大変細やかなお心配りとおもてなしで、一同、秋の奈良を満喫できました。
ありがとうございました!
またメンバーの皆様、美味しいお酒をお持ち頂きありがとうございます。
今回未開の素晴らしいお酒は、次回11月山カラにて登場予定です。
学生ゲストの綾部君、新井君を筆頭に全メンバーの皆様、清掃活動にも
取り組んで頂きありがとうございました。
エコカラの活動の基本ですので継続していきたいと思います。
【報告】
10月6日(土)
10時20分 名阪国道 針テラスに集合・お顔合わせ
今年の奈良カラは38名やはり大規模です。
11時10分 笠そば
コスモスなど秋の花に囲まれて充実の昼食
(蕎麦の花は1週間前にピークだったそうです)
旬の野菜・花・自然薯をお土産に
12時10分 菊池会長のご挨拶でいよいよ奈良カラ開始です。
ドイツからのゲスト・フランツさん、堀口さんの自己紹介
12時40分 長谷寺 特別拝観
山に沿って作られたお寺は回廊があり独特の趣。
本堂には黄金の大仏、外には大舞台が広がります。
山一体を元長谷寺などさらに歴史あるお寺が占め
当時のこの一体がいかに有力だったか分かります。
15時30分 般若寺
急遽拝観が決定したこのお寺は
一面コスモスのお庭で大好評。
奈良ホテルでの入浴よりもむしろこちらを優先。
ロイヤルホテルに速やかにチェックイン、
タクシーにて興福寺に移動。
17時30分 興福寺 塔影能
まず目を引くのはライトアップされた五重塔の美しさ。
この塔の設計者はライトアップを想定していたのか?
と思えるほど陰影豊かになる建築様式です。
塔影能開始
内容は難しく無知な若手幹事にとって
大変敷居の高い芸術です。
ただし古語の美しさ、
日本独特のゆるりと流れるような表現方法には
誰もが圧倒されます。
能に比べて、狂言は容易。
「でんでんむしむし」のくだりが
この後二日間流行しました。
「夜空に浮かぶ五重塔と能、お寺の鐘の音で昔に浸る、
車の音や飛行機の光で現在だと気づく」
とは渡邉会長の豊田市に帰ってからのご感想。
20時20分 割烹 つる由
興福寺から歩いて5分。
古い奈良の町並みにしっとりと佇むつる由は
とても風情がありあます。
菊池会長のご挨拶に続き渡邉会長の乾杯のご挨拶で
宴会スタート。
新鮮な海の幸の会席は素晴らしく、お酒も弾みます。
各席とも大いに盛り上がりましたが、
密かな特等席は若手のカウンター。
大将&板前さんととても仲良くなりました。
大変上等なお料理に満足してつる由を出る。
23時00分 2次会はマブハイにてカラオケ大会(つる由のご近所)
カラオケのある山カラは久しぶり。
皆さん思い思いの歌を披露。
最後まで大盛り上がりで一日目終了。
2時頃(?) 島崎、ホテルの玄関くぐれず(次の日の朝には回復。。)
10月7日(日)
9時20分 ロビー1Fに集合し奈良ホテル出発
つる由の大将もご参加。
10時10分 浄瑠璃寺にて準備体操
浄瑠璃寺住職にご同行頂きます。
石仏散策スタート。
お寺の裏山に入る感覚。他の観光客の姿も。
歩いていくと山から出た石の元で立ち止まる。
これが石仏か?石に石像が彫られているらしいが
見える人にしか見えない。
「杖持ってるだろ?」「両手を体に当ててる」
2人とも見えているのか見えていないのか。。
その後も石仏は至るところに鎮座されています。
眠り仏など珍しい仏様も。
この集落はかつて仏師の住処があったため
至るところに石仏がるのです。
散策コースは畑も多く人の暮らしがあります。
稲や野菜に加えて
フォックスフェースと呼ばれる植物が植えられていて
実りの秋に深い黄色が美しい。
ごみ拾いも熱心に。皆様ご苦労様でした。
12時00分 岩船寺 特別拝観
お寺の歴史はとても古く西暦729年に遡る。
これほど歴史ある阿弥陀如来様は他になく
東大寺の大仏像もこちらに習い建造された。
仏様の服が朱色なのがこの時代の特徴だそうだ。
お庭は自然の野山に近く山野草が方々に咲く。
13時30分 あしびの屋にて昼食。
豆腐・自然薯をはじめとした美味しい精進料理。
身も心も清まった??
14時20分 浄瑠璃寺 特別拝観
印象的な拝観でした。
境内の配置にも理由があり、
東から西へ陽が昇り沈むのに従った配置。
陽の落ちる西に本堂が位置する。
仏教では人のランクを教えの習得度に合わせて
上品(ジョウバン)、中品、下品の3つに、
さらに細かく全9つに分けますが
下品の一番下でも救いはあるということなので一安心。
本堂内も大変立派な仏様を真ん中に両脇に
欲・煩悩を払う仏様が9体並ばれていて
昔から信仰のより所であったのだと分かります。
15時40分 2日間通して秋晴れに恵まれたまま全プログラム終了
菊池会長、渡邉会長のご挨拶の後、
非常に文化度の高い奈良カラとして閉会しました。
解 散
以上のように、今回も山カラは安全に楽しく閉会することができました。
次回は那須茶臼岳、皆様ぜひご参加下さい!